タタンとアイドル

2月11日、日曜日の日記です。

 

東京は代官山へ、ケーキをいただきにくりだしました。

 

目当てのケーキ屋さんは、駅から徒歩10分ほどのところにあるようです。

 

あたたかな陽射しを浴び、行列をなすオフィシーヌユニヴェルセルビュリーを横目にずんずんと進んでいきました。

 

ケーキ屋さんに到着すると、ちょうど一席空くところでした。

 

ショーケースから紅玉タタンを選び、セットにアールグレイを注文しました。

 

何度か食べたことはあるものの、その意味を知らずにいたため、後から調べてみました。

 

「タルト・タタン」とは、タタン姉妹が生んだ林檎を使ったスイーツとのことでした。諸説あるようでしたが、失敗から生まれたお菓子のようです。

 

特にタルトのパイ生地がとっても美味しかったです。

 

ケーキセットについてくるショコラは、塩気が強めだったので、ペロリといただけました。

 

お菓子と紅茶をいただきながら、『シャーロック・ホームズの凱旋』を読み進めました。

 

甘味でお腹を満たした後は、蔦屋書店に向かいました。

 

今度観劇を予定している舞台の原作本を求めたのですが、40分程空費しても遂に書棚から見つけることができませんでした。

 

お目当ての本を購入するための書店というよりは、意図しない素敵な出会いを求めるための書店のようでした。

 

諦めた私は、次なる目的地のZepp羽田へと向かいました。

 

Sさんが好きなアイドルグループのライブにお誘いいただいたのです。

 

到着後、Sさんから抽選券を3枚渡され、よく分からないままくじ引きに参加すると、無事に彼女が求めた賞を当てることができました。お役に立てて何よりです。

 

今回のライブは冠番組とのコラボとのことで、番組内の衣装である道着姿で8人が登場しました。

 

期せずして、お笑いコントを初めて生で拝見したりと、想像とは多々違うライブでしたが、とても楽しく参加できました。

 

最後は白ジャケットに黒パンツのアイドルらしい衣装で歌い踊る姿が見れたのは、大変ありがたかったですね。

 

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公演後には浜松町へ場所を移し、焼き鳥をたらふく食べました。

 

ハツが食べれなかったのは残念ですが、それでも好きな串をモリモリと食べました。

 

終電より一本早い電車で帰宅する途中、雨が窓を叩きましたが、自宅の最寄駅に着く頃には止んでいました。

 

空を見上げると一際輝く星が目に入りました。

 

うしかい座アークトゥルスでした。

 

とても冷え込んだ夜でしたが、春が近づいていることを感じられました。