チョコクリーム

今朝は6時半頃に目を覚ましました。

 

目は覚ましたけれど、寒くて到底布団からは出られません。ずっとぬくぬくしていたい、それが本能というもの。

 

しかし、その本能に抗っていそいそとリビングに向かったのは6時55分。

 

 

 

 

朝から溌剌とした「えいえいおー!」に鼓舞され、元気がむくむくと湧いてきた気がします。

 

そして浴室に向かいました。

 

シャワーを浴びた後に出来るだけ身体を冷やさずに済むようにと、オイルヒーターの電源を入れました。

 

そうして浴室を出た私を待っていたのは、エラー表示がされたオイルヒーターでした。寒い。

 

午前中の予定は、超音波検査。

 

予約した検査時間の30分程前に到着し、順番が回ってくるまで待合室にて先日購入したモリミー氏の最新作を読み進めました。

 

ここ数日、昼食を食べ終えた昼休憩の残り時間を使って少しずつ読み進めていますが、一気に読了したい欲望と、読み終えてしまうことへの寂しさが常にせめぎ合っています。

 

検査には研修医の方が同席されました。

 

後半からはその方に対応いただいたのですが、自身の臓器をまじまじと観察されてしまうのは、相当の恥ずかしさを覚えてしまいますね。

 

心を覗かれるのとどちらが恥ずかしいのだろうか、などと考えながら天井を眺めていました。

 

それから相当痛いですね。グリグリされました。

 

ようやく検査を終え、会計も済ませた私は北風を一身に浴びながら帰りのバスを待ちました。

 

田舎のバスは遅れるものであり、バスが姿を見せたのは予定時刻の20分後。

 

やっと乗れるかと思ったのも束の間、バス停にバスが止まることはなく、そのまま過ぎ去ってしまいました。

 

一瞬何が何だか分からなくなった後、悲しさと腹立たしい気持ちが湧き上がってきました。

 

次のバスが来るのは、1時間以上後です。この寒空の下、長時間待ち続けるほどの気力も体力もない私は別のバス停へ向かいました。

 

少し歩いた先に、別ルートのバス停があるのです。

 

そのバス停には予定時刻の2分ほど前にバスが到着し、無事に乗り込むことができました。

 

また置いてけぼりにされてしまうのでは?という一抹の不安を抱えていた私は、ほっと胸を撫で下ろしました。

 

この悲しい事件を本日の主役とするのはよろしくない、自分の機嫌は自分で取らねばと考えた私は、自身にクレープを食べることを許しました。

 

化粧水などの日用品を調達した後、チョコクリームクレープを2つお持ち帰り用に購入しました。

 

子どもの頃はおかず系のソーセージツナピザが一番のお気に入りでした。チョコクリームを好きになったのは大人になってからです。

 

そうそう、私はたしかに食いしん坊ではありますが、1つは家族へのお土産ですよ。

 

ちょうどお昼時に帰宅。

 

昼食の支度をしながらも、私は待てずにクレープをペロリといただいてしまいました。

 

食べる順番など関係ありません。美味しいものを好きなように食べるのが良い、というのが持論です。

 

甘くておいしいものは世界を救います。