駅で中学生の頃に通っていた塾の先生たちが、今の生徒だろう子どもたちに声をかける様子を見かけました。
今年もこの時期がやってきたんですね。
先生たちはもう私のことを覚えていないだろうけれど、毎年この光景を見る度に懐かしい気持ちになります。
さて。とんでもない動画がSNSの海に解き放たれておりました。
最初から最後までずっと胸がぎゅうっと苦しくなるほど愛おしいのですが、特別に目をひいたシーンを選べと言われたら、私はここを選びます。
私は彼を草木や花の妖精だと思っている節があるのです。とても短いけれど、強く印象に残りました。
それから歌詞を追いながら動画に用いられた楽曲を聴いてみました。
彼は、手作りのプラネタリウムに、私(たち)が開けた実在しない穴でできた一番眩しい星だと思うのです。
背伸びをして触れることができても、それは本当の君じゃない。
届く訳は無いのに、そのくせ消えてくれない光。
君の涙も、君の名前も、君の居場所も、私(たち)しか知らない。
烏滸がましくも、「僕を見つけてくれてありがとう」と言われた気がしました。
ねぇ、こちらこそ私はあなたを見つけることができてこんなにも幸せなのですよ。